ディスクドッグ世界チャンピオンだけどフライボールでも世界を狙っているkosukeです:)
そもそもフライボールって何⁉という方もいらっしゃると思うのでこちらの動画をどうぞ。
フライボールのルールはとてもシンプル
①4つのジャンプを跳ぶ
②フライボールボックスからボールをキャッチ
③4つのジャンプをもう一度跳んでボールをフィニッシュラインまで運ぶ
このタイムを隣にいる相手チームと競うドッグスポーツです。
シンプルなルールなのでどんな犬達でもレースを楽しむ事が出来るようになります!
チワワからセントバーナードまで様々な犬種がこのスポーツを世界中で楽しんでいます:)
さて、今回はフライボールを始めるにあたって何から始めればいいのか⁉を書きます。
最初はこの3つにチャレンジしてみてください。
・ターン方向のチェック
・オーバーオーバー
・リコールトレーニング
ターン方向のチェック
上の動画でもあったように、犬はフライボールボックスからボールをキャッチしなければいけません。
その際に犬によってターン方向が異なるのに気づいたでしょうか!?
あれはどっちでもいいという訳ではありません。
人間の右利き、左利きのように犬にも得意なターン方向があるのです!
<方法1> クレートを使う ←おススメ
<方法2> トリーツ(おやつ)のみで
<方法3> 自分の判断で
<方法1> クレートを使う
正面、左右が壁となっているので犬のターン方向がわかりやすい:)
これで右回り/左回りの割合を比べ、多い向きが得意なターン方向となります。
① 脚の間に犬をセットして体はクレートに向かって真っ直ぐに!
② クレートの中央&奥にトリーツを1つ転がす
③ トリーツが止まってから犬をリリース
④犬がトリーツを食べる直前に名前を呼ぶ
⑤ ①〜④を繰り返す
・クレート(動画はラフランドケネルを使っている)の扉をはずすとより正確に分かります!
・クレートの周りに人が立たないようにする
・ターン方向が一定じゃない場合はよりスムーズに回っている方を選択
<方法2> トリーツ(おやつ)のみで
トリーツの匂いを嗅がせながら”右回り”と”左回り”に犬を誘導します。それを数回ずつ行って、どちら側がよりスムーズに回れているのかをチェックします。
トリーツを使わずとも、【スピン】や【サークル】といった、その場で犬が回るトリックが出来るのであればそれでチェックしてもOKです。
<方法3>自分の判断で
思い切って『コッチ!』と決めちゃってください:)
オーバーオーバー
<動画は右ターン>
フライボールボックスを使う前にやっておきたいトレーニングです。
このトレーニングを行う目的は次の2つ
・ボックスターン時の体の使い方を覚える
・後ろ足を意識するようになる
ボックスターン時の体の使い方を覚える
この”オーバーオーバー”をする時の体の使い方が、ボックスターンの役に立ちます:)
最初はロングボードを飛び越えてから数歩ステップを踏んでから戻りますが、回数を重ねていくと動画のようにスムーズに戻る動作まで出来るようになります。
後ろ足を意識するようになる
ボックスターンは後ろ足も使えると”スムーズで速いターン”になります。
このトレーニングでは、ロングボードをスムーズに越すために犬は後ろ足を意識するようになります。
How to ーやり方ー
<使う道具>
・トリーツ(柔らかく、良い匂いのするモノ)
・*ロングボード(動画は10インチ)*パピーや小型犬は低めのロングボードでOK:)
①犬の体をロングボードに対して真っ直ぐにする
②トリーツの匂いをかがせながらボードを行き来するように誘導する
①犬の体をロングボードに対して真っ直ぐにする
②トリーツの匂いをかがせながらボードを行き来するように誘導する
・誘導する手の軌道は曲線ではなく直線的に動かす(タイトなターンにするため)
回数を重ねていくと犬が理解をして、オーバーオーバーの動きがスムーズになります。
『ポンっ』『ポンっ』と一連の流れでロングボードを超えられるようになれば次のステップに進む合図です:)
リコールトレーニング
フライボールではジャンプ(ハードル)を走り抜ける必要があります。これをスムーズに教えるためにリコールトレーニングを行います
詳しいやり方はこちらの記事をご参照ください:)
上の記事ではタグを使っていますが、タグはそんなに好きでなはいという犬は”トリーツ”でOK:)
まとめ
順番としては、”ターン方向のチェック”を最初に行ってください:)
そのあとに”オーバーオーバー”と”リコールトレーニング”
この2つは同時進行でOK:)
世界中で人気の高いフライボール。
その理由としては
・やる事が明確なので自分の犬の成長過程を楽しめる
・小型犬から大型犬まですべての犬が主役になれる
・犬もレースが大好き
・その他たくさん:)
とにかく犬も人も楽しいという事ですね!
トレーニングの事で分からない事があれば超気軽に連絡を下さい:)
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それでは、また。